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ひっそりと鮮やかなタマゴタケ |
石尊山血の池から流れる血の川 空気に触れ酸化して赤く濁ると言う |
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熟したナナカマドの実 黒姫のCWニコルさんが故郷ウエールズの森を
案内されているのをTVで見た。彼の地では実をジャムにすると言う。
日本のものは苦くて駄目と解説されていた。確かに苦くて食せる代物
ではない。日本の山菜本にはナナカマドを食す記述は見たことがない。 |
ツルリンドウの赤い実がきれい |
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熊の出没
今年は、各地で熊の危害のニュースが目立つ。各林道入口には"熊出没注意"の標識がある。そこには熊は臆病な動物ですから・・・・と書かれている。
いささか信じがたい。尾瀬では数十メートルも離れていたにもかかわらず、突進してきてハイカー夫妻が襲われた(子熊を連れていたというが)。
里でも福井のデイケア施設に入り込んで、看護師にかみついたり、山形の中学では、職員に体当たり、いずれも人間のニオイが充満する室内に入り込んでの悪さだ
臆病などと言うのは本当だろうか。それとも、人間社会の精神的に悩める凶行が野生動物の社会でもキレル兆候として、起きているのかも知れない。
「人の被害も捕獲数も、約5千頭が捕らまった。2006年以来の当たり年らしい。今日の状況を見抜いたような写真集「となりのツキノワグマ」(新樹社)を出した宮崎学さん(61)だ。
「人知れず、うんと増えているというのが定点観測の実感です。山で増えれば、里に下りる数も増す」宮崎さんは懐疑的だが、「人里徘徊」の背景にドングリの不作を挙げる専門家もいる。
国連地球生きもの会議が名古屋で開かれている。ツキノワグマもヒグマも、わが森の生態系を引き締める立役者だ。
本来は小心で、好きで姿をさらしているわけではない。彼らを「害獣の王」にしないよう、生息数をとことん調べ、共存の道を探りたい。」
-朝日新聞 天声人語 2010年10月16日-
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ー梅雨入り直後の恵みの晴れに新緑と野花を求めてー
天皇陛下御在位20周年記念分収造林まで散策 (6/10 2015年)
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平成27年6月8日に関東甲信越梅雨入り宣言。
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以前より、T夫妻と梅雨入り前に実行しようと計画していた浅間山林道散策だが、実行予定の週に入った途端梅雨入り宣言のニュース。
なんと幸運にも予定日(梅雨入り後2日目)は晴れ、浅間山頂上は雲に覆われ、澄切った青空の快晴とはいかなかったが、好天に恵まれた。
昼食を求め、追分の「食堂TAKIZAWA」へ行くも、満席のため30分程待つ間、隣の長閑な御影用水の温水路脇を散策。
庭のワイルド・ストロベリーや木の葉が美しく添えられた美味しい和懐石をご馳走になり出発。
標高1,000mを超えるここ御代田・三石林道でも気温26度くらいで、軽装でも汗ばむ程。
周囲の緑や野草を愛でながら分収林までの2.5㎞ほどをゆっくり歩く。
5年前に分収林へ来た時は松苗が植えられた中を散策できたが、今は下草が大きく繁茂し、残念ながら中へ入れる状態ではなかった。
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今日はT夫妻の愛犬゛はる”も一緒
熊が出たときは゛頼むぞ!”と言うも
性格が優しく常に笑顔ではしゃぎ者の
ラブラドールの゛はるちゃん”では心もとない |
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林道端にはあちこちに鮮やかな紫色の ゛野花菖蒲” が咲いていた。
改良されたものと比べ何故か姿軽やかで清楚な印象 |
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分収林入口山道脇には ゛ウツボグサ” の群生
花色は紫色系なるも野花菖蒲より淡い色の小さな花弁
が穂状に付く この花弁がウツボを小さくしたような
姿から命名されたのだろうか 名前の響きより可憐な花だ
花弁はサラダやヨーグルトのトッピングに映える
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ホタルブクロ(蛍袋) 釣鐘状の花の中に蛍を入れて、手提げ提灯のように遊んだ
茹でて酢の物として食すこともできる |
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~長野・群馬県境鎮座熊野信仰の霊山聖地へ。墓場尻川(はかばしりがわ)の雌滝、雄滝を歩く~ (H24/5/10) |
われもこうの会Eさんご夫妻の企画、案内で軽井沢峠町の熊野さま一帯の霊山聖地山歩きにKさんを誘い参加。
生憎、未曾有の竜巻や落雷被害がニュースで知らされた後で、未だ不安定な天候下、終盤雷鳴と雨に急かされ、予定したランチもとらず18名全員無事に下山。
ささやかな森の恵〈タラノメ)を土産に心地よい汗と疲労で充実した気分を味わった。
朝9:00時に熊野さま駐車場に集合、車で古道中山道を5~6分群馬県に入り、林道ゲート前に駐車、霧積温泉方面山道を暫く歩き、右に道なき急な山斜面を下り、
その名も不気味な「墓場尻川」の流れに降りる。雌滝から数百メートル上流の雄滝へ。帰りは急斜面を登り、林道へ。
ここは開けたタラノメ山道(俄か俗称)で山の恵収穫。車の中で汗と雨にぬれた体を暖めながら昼食。
墓場尻川は、鼻曲山の南にある留夫山1591mを源として、霧積ダム湖へ流れ込む。
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左が長野県側の熊野皇大神社 右が群馬県側の熊野神社 |
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雌滝 |
雄滝 |
雄滝の直ぐ右にある無名の滝 |
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雄滝をバックに |
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雄滝の滝壺では終戦直後まで熊野様の神官への修行 滝業が行なわれていたと言う 修行の東屋跡地はクサソテツが群生 |
帰路の斜面一帯にヤマ芍薬の群生 |
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