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読書感想

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No.51〜60

[60] 九つの銅貨

W. デ・ラ・メア
訳:脇 明子

この本は、いままでハードカバーだったのが、福音館文庫に入りました。デ・ラ・メアは、子供のための詩集『ピーコック・パイ』で有名な人。

この本は、『子どものための物語集』という17編ある短編集から、5編を選んだもの。どれもとても変わった雰囲気の物語でした。

うーん…もし17編全部あったら、私にはちょっとたくさんすぎるかもしれない。帯には、

「永遠に色あせないお話の世界」「香気あふれる物語集」

とあり、そうだと思うけど、結局何を言わんとしていたのだろう、と、思ってしまう私はまだまだなのかもしれない。

『ルーシー』では、ジーン・エルスペットの長い人生を追っていて、最後は、理性的にはよく意味が分からないままに、「これでよかったのだ…」という、気持ちを感じました。

でも、ジーンひとりが、お姉さんたちとぜんぜん性格も容姿も違って半ば馬鹿にされいじめられるような場面もあって、だけど彼女だけがお父さんとは気持ちが通じている、それは、ちょっと…できすぎなような感じにも思った。

だが、これは決して、昔話の形をなぞって、「末娘だけが良い娘でした」なんてだけのお話では、ないんだと思う。

4編までと違い、5編目の『魚の王さま』は面白かった。

「ああ、あたしにはちゃんとわかってるの。あんたが無事に逃げのびたときに考えるのは、あたしのことなんかじゃないんだわ」

小さな女中のこの言葉に、胸がきゅーん。

とらわれの娘は、「鍵」を見てなぜ泣いたのだろう? ジョンが助けたのはいいけど、なぜすぐ結婚となるのかなあ。そんな魅力的な娘だろうか。今まで、怠け者でたいしたこともなかった主人公ジョンが、娘を助けた、というだけじゃなくて、どんどん成長しているというか、すっかり変貌してしまった感じがするのが、いいなと思う。彼が女中に優しかったのが心に残りました。

デ・ラ・メアの物語で、『ムルガーのはるかな旅』というのがあるんです。以前にも訳されたときのタイトル(?)で『サル王子の冒険』『三匹の高貴な猿』というタイトルで語られているのを、児童文学の評論の本などでよくみかけたんですが、最初は<えー、サルの王子…?>って、思っていました。(おサルがあまり好きではないので…)

でも、このお話、ファンタジーの世界ですごく重要みたいなんです。だから読みたい! でも今は岩波少年文庫で絶版。ぜひ再版して欲しいです。

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[59] オリジナル版 ホビットの冒険

J.R.R. トールキン
訳:瀬田貞二

次何を読もうと思っていた時、ふと手にとった、岩波少年文庫の『ホビットの冒険』。再読などしぶっていたけれど、読み始めると面白い。いかん、読んだ本ではなく新しい本に行って、感想かかなきゃいけないのに、と思いつつ、そうだ、同じ読むなら、『オリジナル版』はまだ読んでなかったし、と、途中から、切り替えました。

この『オリジナル版』は、トールキンの絵がついていて、段組は横になってます。ということは左側が表紙。トールキンって、絵がうまいんだー。

面白いけど、かなり長い。子どもでこれ読むのは、けっこうすごいと思うよ。

あらためて気づいたこと。
・エルロンドが先に月光文字に気づいたので、ガンダルフ(とトーリン)はしゃくにさわった。
・ゴブリン(オーク)にも「子供」がいる。
・ガンダルフは戦いのあと片手を包帯でつっている。ということは、骨折したのだろうか。

ここの表現が好き。

「エルフたちの槍と剣は,いかりをこらしてにぎるこぶしから,つめたい炎ともえて,やみにかがやきました。」

本当に輝いているわけじゃなくても、そういう感じがするだろうなあと思うから。

たくさんの人間、ドワーフ、そしてやさしいエルフがしかばねとなり、またビルボが戦いにやりきれなさを感じるところは胸がつまるよう。

好きな場面はエルフ王とビルボのやりとり。

「いただこう,あなたのおくりものをな。まことの貴人ビルボどの!」

そのあとのせりふ。大好き。エルフ王、重々しく述べながら、ちょっぴりいたずらっぽい表情をのぞかせてるんじゃないかなー、と想像してみる。

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[58] 夜明けの人びと

ヘンリー・トリース
訳:猪熊葉子

イヌ族の少年、<まがり足>は、他の氏族とあらそう部族の中にいて、自分だけが他の人とは違う願いを持ちながら暮らしていた。オオカミの絵を描いたために、彼は冷たい眼で見られるようになるが…

次、何をよもう? というとき、(絵の)チャールズ・キーピングから、あ、この本チェックしてた、と思いついて、思い切って。

あとがきが、ローズマリー・サトクリフだった。びっくりした。しかも訳がサトクリフを訳してらっしゃる猪熊さんだ。

期待できる本にちがいないとは思ったが、同時にまた難しそうかもしれないとも。開いてみたら、人の名前が、族長<ヒイラギ>だの、母親は<青い石>だの、とても読みにくいのではないかと思った。

でも、読むうちにどんどんひきこまれていった。

今はもう絶版のようだが、これ、今の子どもたち(大人も)読んで欲しいような本だと思った。忘れられると惜しい本。

「寓話」というようなものにあたるのかもしれない。あらそいのない世界とは、というような。それを求める心の心象風景、というような。

でも、いくさを嫌う主人公がああしてこうして、という筋だけじゃない。筋だけで考えると不思議な本だ。こんなふうに表現できるんだ!

あんなに「いいひと」のようだった、川族の<さすらい><ゆうぐれ>という新しい名前をつけてくれた。いくさも嫌いなはずだったのに…。豹変しているような…。川族は他の部族に関わらず平和に暮らしているんじゃなかったの? どうしたんだろう? そこは不思議だった。

「夢や絵よりも力のあるものがある」

それをかぎとった<ゆうぐれ>。それは何だったんだろう…? 最後はえらくその威力を発揮して力強くなっているなあ。少し唐突なような気もした。

キーピングって、やっぱり、サトクリフの本の絵描いてた人…? なんか、雰囲気やタッチが違うような気もするんだけど…。 [53]『しあわせどおりのカナリヤ』(原書出版年も同じ)の人物の表情とは似ているかな。女の子<黒ドリ>の絵がかわいく思える。足には枝や花の入れ墨をしているというのもあるけど、女の子らしくて、いいなあと思った。

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[57] 海と島のマイリ

文:スーザン・クーパー
絵:ウォリック・ハットン
訳:ふるたちえ

教えていただきました、スーザン・クーパーとウォリック・ハットンの、ケルト三部作だそうです。『妖精の騎士タム・リン』(邦訳が)出たので、あともひとつ『SILVER COW』ってどんなでしょうね。邦訳でるといいですね。

セルキーと言われる、あざらしの妖精の伝説から。

緑の島に住むドナランさん。ある春の日、岩場で美しい三人の女性を見ます。その中の金髪の娘にひと目で恋をしますが、海にとびこんだ娘たちは、あざらしの姿に。思いつめたドナランさんは、トーマスじいさんの助言により、1年後の春の大潮の七日目、陸にあがった娘のあざらしの皮を取り上げます。

わりとあっさりした絵。ドナランさんは、あんまり魅力的な若者には見えなかった…。(娘が美しいのであって、ドナランさんは美しいとは書いていないですが)

マイリは、ドナランさんのこと、どう思ってたのかな…? 皮を取り上げて、無理を言ったのだから、いろいろ思うことはあっただろうけど。子どもたちには、

「おまえを愛していますよ、」

と言っている。それは本当だろう。でも海にかえるのが、とてもとても嬉しそうだったマイリ。

「ほんとうにつらい毎日でした。」

お別れも置手紙もしないし、ドナランさんには未練というか、名残惜しさはないのかなぁ…。

何も言わずに、皮をかえしてと二度と言わず、二度と歌わず、子どもが生まれるとうれしそうに笑い、でも春の大潮の時期になると海のほうをじっとみているそんなマイリが、少し分かる気もする。

しかし、海の中にも子どもがいるというのはショックだった。

あと、細かいけど、「1986 by Susan Cooper」とあって、「1686 by Warwick Hutton」というのは1986の間違いだろうな…。

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[56] ころころパンケーキ

文:アスビヨルンセンとモー
絵:スヴェン=オットー
訳:山内清子

ノルウェー民話をもとにした絵本です。

アスビヨルンセンとモーの『太陽の東 月の西』のことから、たしか『ころころパンケーキ』という絵本があると思い出して読んでみた。

(参考:[88]『太陽の東 月の西』を後日読む。)

七人の子どもとおじいさんにおかあさんがパンケーキを焼きます。パンケーキが逃げ出していろんな人や動物と出会っては逃げ続けていくのですが…。

「だめだめ。おかみさんと 七にんのこどもたちと 
おじいさんと だんなと めんどりと おんどりから 
にげてきたんだ。」

言葉がひとつずつふえていく、<繰り返し>が特徴。

スヴェン=オットーの絵、パンケーキの顔が面白い。はっきりしてなさそうで、ちゃんと顔。

子どもたちの絵のところなど、下地の線が見えているような、そういう感じの、うすい色味の絵なんだと思えたけど、おんどりの絵は、迫力だ。

おじいちゃんもパンケーキを追いかけていく(ねこも)。ちっちゃい女の子の頭のキャップ、かぶってみたい。

補足:
あとから気づいたけど、ころころころがるパンの話は、「おだんごぱん」というのがあるとは知っていて、それと混同していたところがある。ころころころがるパンの話は、確か瀬田さんの本であったはずだよなぁ〜? と不思議に思いながら読んでました。

(参考:[62]『おだんごぱん』を後日読む。)

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[55] 指輪物語 エルフ語を読む

伊藤 盡

難しい本かな、と思っていざ開いてみたら、わりと大きな字だったし、面白かった!

読む前は、マニアの人、くわしい人向きかと思っていた。だってエルフ語のことなんて説明する本なんだし…。でもまずエルフ語の説明に入るまでの導入部分。

「もしここで「西境の赤表紙本の抜粋をお読みいただければ」という部分が、「岩波書店から出版された、『ホビットの冒険』をお読みいただければ…」という書き方をされていたなら、日本の読者は、つかえることなく先へ進めるかもしれない。しかし、そうなっていないことから、混乱し、読みづらいと思う人がでてきてしまうのだ。」

こういう風な説明をしてくれることからして、親切な本だと思った。初心者の人が読んでもいけるかも。いや、初心者の人のほうが、これ、読んでおくと、西境の赤表紙本って? とかそういうことがわかって、本編読みやすいかも。

エルフ語の文法は、やはり難しくて、まだまだ理解できないけど、間に文法説明以外で書かれているような事が面白い。映画との関連でかかれていたりする事も興味深い。

映画での、エルロンドとアラゴルンの場面の詩の解説、感動してしまった。

「この詩の意味がわかると、2人と視線の交わされた意味がよりよくわかる。」

と書かれていますが、あ〜そっか〜、大文字小文字で意味が…

テングワールという、エルフ文字の、文字表が出ていて、表音文字なので、日本語のたとえば
YUBIWA MONOGATARI
などという音も書けます。まだ練習はしてませんが、良く説明を読んでいって練習すると、書けるかもしれません。

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[54] 火のくつと風のサンダル

ウルズラ=ウェルフェル
訳:関 楠生

学習研究社でない版もあるようですが、こちらを読みました。

火のくつと風のサンダル、なんていいタイトルなんだろう…と思っていた。だから、もう少しかっこよく爽快なお話かなーと思ってた。いいお話だけど、小学生くらいの子が読んだらよさそうなお話で、さっと読めてしまったのが、少し残念だった。

チムは、でぶなんてからかわれている、男の子。誕生日にもらうのは、何でしょう。電気きかん車のおもちゃか、ほんものの子馬でしょうか。いいえ、赤いくつが一足。(お父さんのサンダルと)。チムはがっかりしてしまいます。

でも、お父さんと二人で旅にでられるんです。そして、「火のくつ」「風のサンダル」と新しい名前をつけて。

お母さんが、とても優しくて、明るくて、ゼラニウムの花のような赤いほっぺたをして、いつも明るく歌ったりしているの、って、ちょっと、できすぎっていうか。お母さんというのはいつもそういうのが好ましいのだろうか。

チムが愚痴を言うと、やさしくまたきびしく諭してくれるお父さん。お話をして、気持ちをそらせたり、明るい気持ちに導いてくれる。でも、読みながら、本当にいやなことがあったときは、家族なんだから、もうちょっと深いところでかかわってほしいな、とも思った。

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[53] しあわせどおりのカナリヤ

チャールズ・キーピング
訳:よごひろこ

[48]『虹の町の案内板』で、この絵本を知った。チャールズ・キーピングは、サトクリフの本の挿絵を描いている人だろうかと思ったから、興味が出て読んでみた。

ロンドンのしあわせどおりに住んでいる、チャーリーとシャーロット。いつも仲良し。カナリヤのいる小鳥の店がお気に入り。ある日、しあわせどおりの古い家がこわされ、シャーロットはビルの上へとひっこしてしまい…。

サトクリフの本の絵を見た時は、特に『太陽の戦士』の表紙の絵の主人公などあんまり好きじゃなくて(わたしの読んだものは、昔の版のハードカバーのもの)他のローマン・ブリテンものの本の絵も、迫力はあるけど、絵と絵(人物と人物など)の重なり方など、独特な絵だなーと思っていた。

(参考:岩波少年文庫版の[162]『太陽の戦士』を後日読む。)

今、この絵本を見てみたら、こんなふうな、カラーの絵を描く人だったんだ。(サトクリフのときは挿絵でモノクロだったから)。

鮮やかな色も使われ、カナリヤ、そしてシャーロットを包む、黄色い色が印象的。

シャーロットとチャーリーをめぐる現実、リアルな面もみえる。壊されていくしあわせどおりの家々、あまり裕福な家庭ではないのかな…とも感じられる。シャーロットはどちらかというと裕福だろうか? チャーリーが、シャーロットの元へ階段をのぼっていく場面が印象にのこった。ふたつのもの、裂かれたものが再び出会うという感じがする。

キーピングはこのような、現代の物語も書く人なんだと気づいた。

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[52] ロビン・フッドのゆかいな冒険

ハワード・パイル
訳:村山知義/村山亜土

結構長いお話で、子ども向けの本なのに、2段組でボリュームありました。

[24]『銀のうでのオットー』のハワード・パイルです。

ハワード・パイルは、どっちかというと、このロビン・フッドのほうが有名なんじゃないだろうか。

ロビン・フッドとウィリアム・テルと区別ついてない程、知らなかった頃もあったけど。そののち、おおまかには話はわかったけど、一度ちゃんと物語を読んでみました。

でもこれでも、伝説の中のいろんな派生している話をまとめて、それを子供向けに再話しているものだと思うから、これだけじゃないと思いますが。

シャーウッドの森の中、「楽しき人々」と呼ばれる、ロビンの仲間たちがおりました。彼らは、緑色の服を来て、森の中で楽しく愉快に暮らします。金持ち連中を待ち伏せますが、貧しい者や正直者には手をだしません。

<小人のジョーン>は、大男。ロビンを川へ落として感心させ、仲間に誘われました。
ウィル・スタトレイは、すばしっこいおどけ者。
革匠アーサー・ア・ブランドは、棒術の達人。
派手な服で気取って歩くけど、その実怪力の、赤服のウィルは、ロビンの甥。
愉快な坊さん、タック。
アラン・ア・デールは優しい吟遊詩人。

キャラクターそろってますねー。ハワード・パイルの絵がいいですね。

実在やモデルの人物があったのかどうか、ははっきりわからないのでしょうが、圧制(王の所有の森で狩をしたらひどく罰せられたなど)の中で、民衆の心がロビン・フッドというヒーロー像を作り上げてきたのでしょうか。

(おまけ)
小人のジョーンが、郡長の家来として偽名をつかうところがあるんですが レイノルド・グリーンリーフっていうんですよね。 レゴラス・グリーンリーフみたいな名前ー。
「角笛を吹くと仲間が駆けつける」、というモチーフもどうかなって、感じたんですが…。『指輪物語』にもそういうところあったなと思いました。イギリスの伝説だし、そういうの関係ないでしょうかね?

角笛について(参考:後述の、[145]『ローランの歌』を参照。)

補足:
中世の古い伝承では、ロビンは、金持ちから奪って貧しい人に施す、という意味はなかった。森も、シャーウッドの森、というのが、有名だけど、もともとはバーンズデイルというところだったみたい。

ハンティントン伯ロバートという、貴族の家柄のロビンが位を奪われて、という話もない。ロビンはヨーマンという立場だった。(そういえば、ケビン・コスナーの映画では、位が高い人だったような。)

そう言われてみると、ハワード・パイル版でも、金持ちから奪って貧しい者に…というのはそう強調されていないようにも思える。

だから、圧制に対するヒーローっていうのも、ちょっと読み違えてたみたいです。

(参考:ダイアリーの記述

追記
(参考:[227]『グリーンマン』

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[51] 金のがちょうのほん 四つのむかしばなし

レズリー・ブルック
訳:瀬田貞二/松瀬七織

「金のがちょう」「三びきのくま」「三びきのこぶた」「親ゆびトム」 が入っている。

レズリー・ブルックという人は、後ろの説明によると、

「コールデコットらによってひらかれたイギリスの絵本の新しい流れをうけづぎ、さらに一歩前進させた人」

だそうだ。

うん、コールデコットの絵に似ているような感じがする。(ってあまり知らないですが)。 (参考:コルデコットの絵本 [8]『ジョン・ギルピンのゆかいなお話』

それにユーモアのある、ちょっとオチのようなものをつけるところも似ているかな。

たとえば、「きんきらこ」がおとしていった帽子をこぐまがかぶっておどけていたり、いすを壊されたこぐまは、臨時にクッションをかぶせたいすにすわってお母さんからスープをもらっている。狼を食べた豚の足元には、狼の皮のしきものが見えたりする。暖炉の上には豚のお父さん、お母さんの肖像? そういう、文にない部分の絵で、くすっと笑わせる。

後ろの壁の絵などさりげないところにユーモアが。「THYME IS HONEY」 って書いてあるのは、もしかしてTIME IS MONEY(って英語でも言うの?)のもじりなのかな(違う?) もーレズリー・ブルックさん、面白いです。

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