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 「読み聞かせを始める」12のコツ

Step1「読み聞かせは」習慣化から
 「毎日、『読み聞かせ』をする」そのためには、ルールやスタイルを気にしないで、肩の力を抜いてやってみましょう。方法よりも頻度、回数が優ります。回数が増えていけば、少しくらいの方法の違いは問題ではありません。なぜ読んだ本の冊数ではなくて、読んだ回数が良いかと言うと、子どもは本が好きになる過程で、同じ本を何度も要求します。繰り返しが大好きだからです。「いない いない ばあ」を午前中に10回読んだとしたら、それは一冊と数えるのでなくて、「10回」読んだとカウントします。
  面白い回数をご紹介します。「読み聞かせ一万 賢い子」です。結構な回数ですが、これは臨界点と言って、これだけやったらほとんどの子が本好きになり、知的な成長も促されて賢くなるという目安の回数です。一万回もやれば多少の読み聞かせの上手下手は問題外かも。一日に5回ずつ読んだら5年半で一万回になります。実際は、乳幼児期には絵本さえ身近に置いていれば、自然にもっと多く読むことになります。なぜなら、「いない いない ばあ」の本なら2〜3分もかかりません。10回くらいはあっと言う間ですから。さあ、自分スタイルでどんどん読み聞かせしてみましょう。保護者の方が、その気になりさえすれば、それは大変な回数ではありません。

<読み聞かせを習慣化したお母さん方> 
[シーン1] 「いつでも、どこでも、何度でも」
 お子さんの要求に合わせれば良いのです。一日のうちに何度でも、良いのです。 そのためには、10冊程度の絵本を身近に置いておきましょう。

[シーン2] 「肌身離さず」
  いつも絵本を持ってお出かけというのも良いです。お母さんの読み聞かせはセラピー効果がありますから、外出先での憩いのひと時に読み聞かせするのは良いでしょう。日ごろ読み聞かせをしている子は、飛行機のなかで読み聞かせすると、離着陸の際にも泣かずに落ち着いていたそうです。

[シーン3] 「ちょっとの時間に」
 「肌身離さず」の仲間です。ちょっとの時間を見つけましょう。掃除の途中でも、公園へのお散歩の途中でも、いつでも数分の時を作ってください。

[シーン4] 「一定の決まった時間に」
 いつも決まった時間に読み聞かせすると良いですね。寝る前などに3〜5冊読んで、さあ、寝ようといって電気を消すというやり方も良いでしょう。子どもが途中で寝てしまっても結構です。結構聞いていないようでいて、お母さんの声を聞いているものです。

[シーン5] 「親の背中を見せて、子どもの背中に読み聞かせ」
       〜関心を示さない子に〜

 親が絵本を楽しんでいるのを見て子どもも本好きになります。お子さんが絵本に関心を示さなくても、楽しく本読みをしている親の後姿を示しつづけて、待ちましょう。何ヶ月、何年とかかるかもしれませんが、お子さんは必ず応えてくれることでしょう。
 「子どもの背中に読み聞かせ」しましょう。本に見向きもしない子でも、親御さんが根気良く、子どもの背中に向かって読み聞かせをしていると、子どもの心は聞いています。ある家庭での話ですが、「子どもの背中に読み聞かせて数年経ったとき、全く興味を示さなかった子が、本の台詞を全部語りだした」そうです。その日を境に、子どもは読み聞かせが大好き、本が大好きになったそうです。

[シーン6] 「秋刀魚焦げても、子ども待たすな」
 家事を優先しすぎていませんか?あれもこれも子どもの要求に応えなさいということではありませんが、少しくらい家事をおろそかにしても、子どもの大切なその時に付き合いましょうということを、「秋刀魚焦げても、子ども待たすな」は語っています。
 あるお母さんは、台所をしながら実況中継をしていたそうです。「今、人参を切っています。橙色の人参がだんだんだんだん小さくなっています〜」というように。あるお母さんは子どもが「漢字カード」を持ってきたときに、子どもがカードをめくって、お母さんが読む役をしたそうです。台所でもそれなりのかかわり方がありますね。・・・あなたスタイル、自分スタイルで、やってみましょう。
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