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 「読み聞かせを始める」12のコツ

Step9 一語一語はっきり読んでみたら♪




  
  
    
ていねいにはっきりと読みましょう♪ただし肩の力は抜いて〜
 読み聞かせに読み方のルールと言うのはありませんが、正しい発音ではっきり読み聞かせるという気持ちを忘れないようにしましょう。さながら俳優さんやアナウンサーのように、上手に読む必要はありません。多少のなまりがあっても、少しくらいイントネーションが変でも、それは一向に問題にはなりませんが、ついつい早口になったり、言葉が聞き取りにくくなってしまわないように、ちょっとだけ配慮しましょう。


 〜聞き取りやすくて、真似しやすい〜
 「一語一語はっきりと読んでみたら」、子どもが聞き取りやすく、子どもが真似しやすいと思いませんか。聞き取りやすくて真似しやすい、これがポイントです。聞くこと、聴覚は言葉の発達にとって非常に大切なものであるということは誰もが認めることでしょう。はっきりと読まれる言葉は、認識されやすく、その分だけ認識の頻度が高くなるでしょう。同じ言葉を他の場面で聞いたときに、「あの言葉と一緒」(幼児はこのように明確に意識するわけではありませんが)というように、同一のモノとして脳が把握することで言葉の体系化も進みます。
 また、真似しやすい、つまり模倣という観点からも大切です。幼児が好む本に、「シンプル、リズミカル、場面や言葉の繰り返しが多い」という特長があるのも、これらの本が模倣しやすいものを含んでいるからではないでしょうか。
 
 また、「ていねい、はっきり」を心がけると、読み手のお母さんの気持ちも落ち着くでしょう。落ち着いた気分で、ゆったりした場を母子で共有するということにも一役買うのではないでしょうか。読み聞かせにはとても大切だと言われていることですので、是非、「ていねい、はっきり」を心がけてください。


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 Q「幼児語はつかってもいいの?」
 A:幼児語、ワンワン、ニャンニャン、ぶーぶー、などは敢えて使わなくても良いのではありませんか。確かにそれ程神経質になる必要はありませんが、積極的に幼児語を使う必要もないということです。幼児語の禁止と言うより、ていねいな言葉で語りかけましょうということです。その方が文末の感覚が早く付きますし、発展性が高いと思われます。いつまでも「おちゃかな、わんわん」だと、寂しい気がします。
 

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