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Step2「簡単な記録」で習慣化♪ |
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☆☆☆ 「記録」は「読み聞かせ」の歴史を作る。 ☆☆☆
「記録」を取ることは、一つのことを習慣化するのに大変効果的な方法です。メモ帳に日付と読み聞かせた本の名前が書いてあるだけで、次の日に読み聞かせをする親の動機付けには十分です。「もう、10回も読んだんだなあ」「この本は毎日読んでいたんだなあ」「最近は新しい本が多くなったなあ」・・・と記録を見ているだけでも、「読み聞かせ」の歴史がわかって楽しいものですし、これからも「少しずつ歴史を作っていこう」という愉しみも生まれます。こうして理想的には、記録が継続を促します。
☆☆☆「記録」は親の「気づき」を促し、親の眼差しを豊かにする。 ☆☆☆
保護者の「気づき」は「読み聞かせ」を一層楽しいものにします。「読み聞かせ」を始めてから、どんな本を何回読んだか、お子さんはどんな本が好きになったか、お子さんの表情の変化はどうだったか、昨日と今日の様子の違いはどうだったかなどということに対して、お母さんの様々な「気づき」があることでしょう。「記録」はその気づきをメモすることですが、また、メモを習慣化することによって「気づき」が生まれるということもあります。記録は、気づきをメモすることでもあり、またメモすることで気づきを促すという作用があります。こうして「記録」を取ることによってお母さんの「気づき」が促され、同時にお子さんの様子を見つめるお母さんの眼差しも豊かなものになっていくでしょう。
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< 簡単な記録から始めよう> |
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用意するものはメモ帳でOK。
記録すること ⇒ 番号、日付、読んだ本の名前
(例)
番号 日付 本の名前
1. 04/4/20 「いないいないばあ」
2. 04/4/20 「はらぺこあおむし」
3. 04/4/20 「いないいないばあ」
4. 04/4/20 「あおくんときいろちゃん」
5. 04/4/20 「はらぺこあおむし」
6. 04/4/21 「いないいないばあ」
7. 04/4/21 「いないいないばあ」
8. 04/4/21 「わたしのワンピース」
9. 04/4/21 「あおくんときいろちゃん」
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451. 04/6/21 「はらぺこあおむし」
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上記の例では、4月20日に「いないいないばあ」を2回、「はらぺこあおむし」を2回、「あおくんときいろちゃん」を1回、計5回読んでいます。「番号」を通し番号にしていると、これまでに通算(のべ)何回読み聞かせをしたかがわかります。
実際には、同じ本を一日に10回20回、いえもっと読み聞かせすることもあるでしょう。数ヶ月、数年の間には、数百回も読み聞かせする本が現われるかもしれません。この記録は、お子さんの成育の歴史そのものとなります。
「読み聞かせ一万」にもなれば、お子さんはきっと賢い子に育っていくことでしょう。
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[簡単な記録にバリエーションを!]
<1>上のメモ程度の記録で、子どもが喜んだ本に印をつけます。印のつけ方は◎を付ける、マーカーを引くなど、お母さんの自由です。この喜んだ本のリストが出来上がります。「半年前は、『いないいないばあ』がこの子のブームだったんだなあ」。
<2>上のメモ程度の記録に加えて、本の下に、子どもが目を輝かせた絵や言葉を書きます。言葉の書き方は簡単に ○「ぐり、ぐら、ぐり、ぐら」でも結構ですし、「ぐり」というと一緒に言おうとしたみたい・・・」というメモでも結構です。ここもお母さんの自由です。
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[兄弟の場合はどうするの?]
最も簡単な方法は・・・一冊のノートを兼用することです。
(兼用例)
Nちゃん / Kちゃん 日付 本の名前
1 1 04/4/20 「いないいないばあ」
2. 04/4/20 「はらぺこあおむし」
3. 04/4/20 「いないいないばあ」
4. 04/4/20 「あおくんときいろちゃん」
5. 2 04/4/20 「はらぺこあおむし」
6. 04/4/21 「いないいないばあ」
7. 04/4/21 「いないいないばあ」
3 04/4/21 「わたしのワンピース」
8.. 04/4/21 「あおくんときいろちゃん」
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421. 256 04/6/21 「はらぺこあおむし」
いかがですか?是非、記録を取ってみてください。
そして面白い発見があったら、教えてくださいね。
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