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 「ひとり読みへ導く」12のコツ

STEP9 楽しい「読み聞かせられ」♪
  「いっしょ読み」=「親子読書」のおさらい
  「いっしょ読み」をここでは「親子読書」と呼ぶことにしましょう。
  「親子読書」は以下のようなバリエーションがありました。
 このとき、「一語一語を指差し(+眼差し)」を行うのでしたね。
 (1)大好きなことばをいっしょに言う。
 (2)大好きなことばを一人で言ってもらう。
 (3)大好きなページを(暗唱しているものを言って)読んでもらう。
 (4)登場人物の役割を決めて、大好きな登場人物の台詞を言ってもらう。
 (5)ページごとにお母さんとお子さんと交互に読み聞かせする。

 お子さんは、自分が読む(暗唱していることが多い)とき、親の視線が自分に向けられている、見守られているということを感じているでしょう。そのとき「親子読書」は楽しみの一つとなっていくのです。


       聞き上手な親になろう♪
 さて、「親子読書」の心構えをご紹介しましょう。お子さんが自分の読む番を心待ちにし、自分の(読む)役に惚れこみ、読むことに喜びを感じるようになるための心得です。それはこのタイトルそのもの、「聞き上手な親」になることです。
 お母さんが、お子さんのお気に入りの絵本を読み聞かせしているときの、まさにそのお子さんの表情を思い出してください。そのときお子さんは「聞き上手」であるはずです。その表情に教えてもらいましょう。そうすると、お母さんも「聞き上手」になれます。
 お子さんが親に絵本を読んで聞かせる、親から見ると「読み聞かせられ」ですが、この「読み聞かせられ」を無心で楽しんでください。お子さんが読んでいるときに、ワクワクしながら絵を見てください。次にどんな場面が出てくるか、それが解っていても、その都度興味をもって絵本の中にのめりこんでください。お子さんは、「読み聞かせられ」に惚れこんでいる親の様子を見て、更に読むことを好むようになるでしょう。
 このように「親子読書」が楽しいものとなれば、本そのものがお子さんにとって喜びを味わう存在になっていくことでしょう。


      「親子読書」の環境作りを♪
これまでのポイントをまとめ。
 1.お子さんが絵本をひとりで読むようになっても、親の「読み聞かせ」は継続しましょう。
 2.ご家庭では、お子さんのお気に入りの本を、直ぐに手にとりやすいところに置いておきましょう。
 3.定期的に親子で図書館に行く習慣を持ちましょう。
 4.語り掛けを大切にしましょう。
 5.「親子読書」では、聞き上手な親になりましょう。
 

[演習]
◆シーン1:
 お気に入りの絵本を読み聞かせをするときに、言葉を指差してみましょう。そのときのお子さんの様子を思い出してください。
◆シーン2:
 「読み聞かせられ」をしているとき、お母さんご自身が色んな反応をしてみてください。そのときのお子さんの表情はいかがですか?

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