生活について ~index~
まずは気張らず肩の力を抜いてみましょう。おなかの空気を出しながら声に出して「ほっ」と言ってみましょう。つぎに両手を力いっぱい上に挙げて「う~」と伸びをしてみてください。
さて、わたしたちはどんなときも一生懸命するとか努力を怠ってはいけないと教わってきたと思います。 ここで再確認しましょう。うつのときほど、「努力」はリラックスと相反するように考えてしまうかもしれません。しかしリラックスというのは怠けるとか努力を怠るという意味ではなく、『緊張を解く』『元のとおり緩める』という意味で、決してラクをすることではないということです。
リラックスは、スポーツで言うと準備運動ウォームアップでありクールダウンでもある、心身にとって非常に重要な役割を担っています。
人生には、持てる力を一生懸命伸ばす時期もあれば、その力を限界まで出し切る時というのがあります。逆に、10できていたことも取捨選択して5に減らさなければいけなくなる時というのがあります。
ところがうつになりやすい真面目な人、とくにうつになりやすい時期やうつの時期ほど、ひとつひとつ正面から丁寧に全部をこなそうとしてしまいます。
そうなると当然のことながら日々新たに増えていく事への対処はできません。
日常生活でも仕事でも同じこと。時間的余裕はもちろんのこと精神的にも余力のない緊張しきったギリギリ状態となり、自分の力を発揮することはできません。
この「ギリギリ状態」というものは、長期間続くとからだにとって好ましからざる結果を招きます。 体調やホルモンバランス、視力や筋力の衰えや環境など刻々と変化するするなかで、
わたしたちは人生80年の間中、ずっと同じ量のことを同じ力ですることはありません。 何でも完璧にできる人間なんていません。調子の悪いとき、調子の出ないときは誰にだってあるものです。
これからあなたのストレス感知度をチェックしてみましょう。
うつになりやすい人は心の余裕を見失いやすくストレスを感知しにくいといわれます。
ギリギリ状態に気づかないまま、今の状態が普通だと思っているかもしれません。
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癒しの時代といわれて久しいですが、「リラックスをする」とか「のんびりする」ということを、
どうしても「だらだらする」「サボる」と直感的に判断してしまう。そんな方に。
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神経が高ぶってるとき、気持ちが沈んでいるとき、気分一新したいとき、こころの整理や生活の見直しがしたい方に。
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眠ろうとしても眠れないとき、疲れているとき、イライラしているとき、不安になっているときなど、それぞれの感情に寄り添える音楽。
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普段何気なく口にする食べ物の中には、精神・神経の安定に大きく作用する栄養素や脳・こころの活動に関係のある食品が数多くあります。
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毎日の生活の中で、意識したいことや取り入れたいことをラインアップしました。
ほんの少し別の物の見方を知ることで、うつ病予防・再発防止を目指します。軽いうつ症状のある方にも。
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香りは脳に直接作用します。人は自然とともに暮らし、自然から多くのことを学んで生きてきました。
「relax」には『元のとおり緩める』という意味があります。さまざまな植物の香りを知り、日々の生活のなかに自然を取り戻してみませんか。