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押戸石
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南小国町中原に「押戸ノ石(押戸石)]の丘がある、一種の巨石群である。従来からの言い伝えでは、古代のストーンサークルである。この押戸石の丘は太古の聖地を思わせて美しい。そこに異次元の世界を感じがする。
{伝説}
巨大な鬼または巨人が夜な夜ないしなご(お手玉)をして遊んだと言われている。
押戸石の丘
最大巨石
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巨石群の中でこの岩石は、高さ5.5m 周囲15.3m 主として安山岩で灰色を呈している。ここは長期年月をかけて地表で風化浸食の中から現在の姿を地表に現わしたものであろう。
巨石表面①
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巨石表面②
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この巨石群は自然に配置されたストーン・サークルである(推定)。太古の昔に祭祀などを目的として人為的に作られたストーン・サークルではない。古い時代に祭祀の対象であったことや、現代においても心ある人々にとって、やはり祭祀の対象に変わりは無いのだ。
ぺトログリフ:petroglyph
ぺトログリフについて
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象徴となる岩石や洞窟内部の壁面に、意匠、文字が刻まれた彫刻。通常は岩絵。また線刻(画・文字)と呼ばれ、岩面彫刻、岩石線画、岩面陰刻とも。
古代の人々が残したデータとして注目される傾向がある。ところが、ハワイなどには16C.~17C.にかけて比較的新しいものも発見されている。
”意義”
過去の人々の風俗や生活様式、中でも気候等の類推とか、文字の誕生を探る上でも貴重な手がかり、考古学的に重要視。研究における有効性の問題として、岩石の風化により生じる亀裂や凹みがぺトログリフであると誤認される場合のあることや遺跡の改鼠や捏造問題も浮上する。
環太平洋地域にぺトログリフ文化が点在している。
但し、屋外に野ざらしで存在しているものについては、繊細な線刻が日本の過酷な自然環境において長期間原型を留められるかという問題あり。
神代文字や他地域の言語も関連付ける説があっても一般の支持は無いようだ。
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最大巨石全体像
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景 観
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雄大な景色
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古代を想像すると、やはり異次元の世界に飛び込んだ!
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