ここも大原バス停終点より歩き始めると、直ぐに素朴な手書きのような立看板が目に付く、東海自然歩道の案内地図。
境内の建物が絵図で紹介されている。
正門にあたる境内南側の朱雀門は常に閉じてある。一般には西側の御殿門から入る。一寸した城郭の様な、寺の周囲は石垣、白い土塀、門構えなど堂々としている。
境内北側には、宸殿、小書院、客殿の建物が位置していて、それらを囲む有清園、聚碧園などの広々とした池泉回遊式庭園なのである。客殿から眺めると池のある風景を撮った、なお、庭園のフォトは全て有清園しか撮影していない。
客殿からの眺め 跳み石を見る。
客殿からみえる全体風景。
客殿から宸殿に移動して行くところから撮影する。
ここも有清園の庭園の一部分にあたる広い場所。
旧:極楽院と呼ばれていた、平安末期12世紀に大原の地に存在していた阿弥陀堂で国宝の阿弥陀三尊像の安置がある。1871年に三千院の本坊が、この地に移ってきて極楽院はその境内に取り込まれた様な状態にある。
この奥域は聚碧園の庭園に続いて散策できる所で、水が非常に澄みきっていた。
1988年4月建立、金色不動明王が秘仏として祀られている。
観音さんは、般若心経の智慧のシンボル。あらゆる人を救い人々のあらゆる願をかなえる観点からの信仰。
律川のほとり小さな橋を渡った左側に所在する。
高さ2.25メートル程で、頭が突きそうである大きな石仏さん、非常に柔和な表情をしている。
この境内には一つは呂川でもう一つはこの律川が流下っている、それで、日本の音楽に「呂」と「律」が回る、とか回らないとか、云う言葉があるのだ。
この堂内に三体の阿弥陀様が占有していて各々皆、窮屈そうな御様子だ。
正面の文字「三千院」と読めるかな。
<少し斜め上方向を眺める。