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ROP

run of paperの略。新聞用カラー印刷の方式の一種。カラー部分と墨刷りを同一紙面に同時に印刷する方式で、プレプリント方式(カラー部分をあらかじめ印刷したものを巻き戻しておき、これに墨刷りを加える)と区別される。

赤字

校正作業の際、訂正を赤インキですることから、校正で書き入れられた文字や記号を指す。なぜ、赤インキでなければならないのかは謎。

アフレコ

編集した映像部分に後から音声や音楽を録音して、作品を完成させること。VTR制作時に使われる。

色校(色校正)

印刷物などの試し刷りをチェックすること。指定原稿どおりに製版など印刷作業が進行しているかどうかを確認するために、校正刷りで、文字の誤字・脱字や造形要素の際の再現度、位置感などをチェックし訂正する。文字校(文字校正)と色校(色校正)に分けて校正することもあります。

 

最初に校正することを初校、さらに訂正するのが再校、次に三校と続き、最後は校了として校正作業を完了する。念のための最後の校正を念校ともいいます。三校を使うことはなく、再校が多い。

 

また、訂正を印刷側に任せることがありますが、それを責了といいます。文字と位置感だけをチェックするための校正紙を刷りを青焼きと言います。

インフォマーシャル

インフォメーションとコマーシャルを合わせた造語。広告的な表現形式でなく、商品内容、利便性を解説しながら、生活情報を提供する広告と番組との中間形態。通常の広告の時間よりも長く、5分〜30分にわたることが多い。

一手扱い

広告主の広告予算の全てを、特定の広告会社1社が預かり、広告活動を展開する取引方式。

ABC部数

(社)日本ABC協会が認証した会員社の新聞、雑誌の販売部数。公的な販売部数として認められる。クライアントに提出する資料にこの部数を記載することが多い。しかし、実際の部数はABC部数の8割ぐらいとも言われている。

ACR調査

ビデオリサーチが実施しているシンジケート調査。印刷媒体、電波媒体、交通広告など広告媒体の受け手(audience)特性と、商品・サービスの所有、使用、生活状況など消費者(consumer)特性を同一対象者に対して同時に調査(report)していることから呼ばれている。

Aタイム

テレビ、ラジオのタイムランクのうち、最も高い料金の時間帯の呼称。テレビの場合、平日のプライムタイム(19〜23時)の4時間と土日の(18時〜23時)の5時間を指す。ゴールデンタイムに近い。

 

クライアントに提出する資料には、Aタイムの本数を書いて出す場合が多い。スポット本数に占めるAタイムの本数比率(Aタイム含有率)、出稿金額をAタイム本数で割った、Aタイム単価などの数値が取引の基準のひとつとして使用される。

その他

F1
個人視聴率調査え使われる集計区分で、女性20〜34歳の区分の名称。同様に、F2は、女性35〜49歳、F3は女性50歳以上。同様の年齢区分で男性の場合はM1、M2、M3と呼ばれる。F1は最も購買行動に結びつきやすいターゲットとして広告主から注目されている。

 

送り
新聞社や出版社へ広告原稿を入稿すること。送稿とも言います。原稿の形態は版下、フィルムなどがあります。新聞(朝刊)の場合、完全なフィルムで搬入するときの締切時間は一般的に掲載日前々日の午前中までと締め切り日時が決められています。カラー原稿の場合は、モノクロより時間が必要となり、1週間ぐらい。

 

オリエン(オリエンテーション)
広告主が代理店に対して、広告計画立案の依頼に先立って基本的な考え方、商品内容の説明、留意点、予算、スケジュールなどを示すこと。

 

記事下広告
記事の下にある広告。新聞広告は掲載位置によって記事下広告と雑報広告に分けられます。よく見かける出版社の本の広告が該当します。尚、出版社の広告のスペースは決められているため、他の業種の会社があのスペースを買うことはできません。

 

記事体広告
記事と同じ体裁をとった広告。多くの場合、掲載する新聞、雑誌とタイアップして編集記事風にまとめられます。

 

記事中広告
記事の中に掲載される広告。通常、サイズは1段×7cmの大きさで、企業名やブランド名を表示する形が多いです。例えば、日経だと、「ビックカメラ」「CCC(TUTAYAを運営している会社)」などが見かけられます。掲載スペースが小さく、単発では効果がないため、継続的に掲載されています。社長の趣味で出稿するという場合もあります。

 

切り替え広告
新聞の版によって原稿を変えた広告。例えば、大阪と東京に出稿すると仮定します。大阪の読者に東京のバーゲンのお知らせをしても意味がありません。そのため大阪用、東京用の原稿を作り、大阪版の新聞には大阪用の原稿を、東京版の新聞には東京用の原稿を送ります。切り替え料が発生します。

 

黒枠
死亡広告のこと。全体を黒い枠で囲って出稿することから名づけられた。よく、新聞の最後に「○○株式会社 ○○が亡くなりました」なんて広告を見かけたことはありませんか?臨時に掲載するため、料金は高いです

 

ゲラ刷り
印刷物の校正をするための試し刷りのこと。広告原稿のゲラを校正してもらうことを「ゲラ拝」、あるいは、単に「校正」と言います。「ゲラ拝」ということの方が多いかもしれません。

 

コンセ
コンセンサス(同意)の略。クライアントに印刷所に原稿を送る前に、原稿に間違いが無いかどうかを見てもらうための実際にできる広告物に近づけた原稿。出力紙や色も本番と同じです。

 

在版
すでに新聞に掲載された広告と同じものを使用する場合、新たに原稿を作成しなくても、前回の原稿を使用することができます。掲載された原稿は新聞社で一定期間(3ヶ月間)保存されます。「これと同じものを使ってください」と指示をすることを「在版指示」と言います。

 

サウンド・ロゴ
企業や商品のイメージを統一するために使う、一定の個性的な音響や音楽のこと。例えば、「明日のもと、味の素」「元気出していきましょう、エイザイ」などCMの最後に流れています。

 

ザッピング
テレビ視聴者がCMになるとチャンネルを換える行為。リモコン装置の導入に伴い出現してきました。これに類似した行為として、頻繁にチャンネルを換えるフリッピングや、VTRの再生時にCMを早送りするジッピングなどがあります。

 

サムネイル
簡単なアイデアスケッチのこと。「ラフスケッチ」とも言います。

 

GRP
延べ視聴率。到達率(リーチ)に平均接触頻度(フリクエンシー)を掛け合わせた延べ視聴率です。TVスポットの取引では、特定期間の視聴率を合計したもの。TVスポットキャンペーンで再認知率60%を獲得するためには、最低3000GRPが必要とされます。また、1地区(例えば、東京、大阪、名古屋ほか)に「今、キャンペーンが行なわれている」と認識させるには、最低300GRPが必要です。

 

CPM
広告ターゲット1000単位当たりの広告到達費用をいいます。Mは「mil」というフランス語で、1000を意味します。CPMは「1回の広告料金÷オーディエンス×1000」で求めることができます。

 

スポット
スポットCMまたはスポットセールスの略。スポットCMはテレビの場合15秒、ラジオの場合は20秒が基本。タイムとは違い、時間帯に制限がないので、自由度が高く、新製品キャンペーンのような集中的な投稿に適しています。タイムより枠はとりやすいのですが、料金が需要期と閑散期によって変動してしまうので、安定していません。

 

セット版
セット紙のこと。朝夕刊をセットで配達する新聞を指します。朝夕刊の記事が一緒になっている新聞は統合版と言われる。

 

全国通し
全国紙(朝日、読売、毎日、日経、産経)に広告を出稿する際に、全国の発行本支社の版にすべて掲載する広告。全国通しの料金は単独版の合計よりも割安になる事が多い。

 

タイム
正確にはタイムセールス。スポットセールスがスポットCMを販売するのに対し、タイムセールスは番組内にCMを流すことを条件にテレビ番組自体をセールスすること。スポンサーの視点で言えば「番組提供」と呼びます。

 

タイムランク
テレビ・ラジオのCM料金は、放送される時間帯で異なってきます。料金が高い順に挙げると、Aタイム、特Bタイム、Bタイム、Cタイムの4段階。

 

束見本
束とは、書籍、雑誌、カタログなどの厚みを指します。それらの仕上がりの体裁がわかるように、実際に使用する紙を使って、同じページ数で製本した見本のことをいいます。中身は白紙です。

 

テレコ
交互に行なうこと。ある番組をスポンサー2社が1日交代で交互に提供する場合に使われます。例えば。ラジオで味の素とキリンビールが番組提供をテレコで行なうことにします。そうすると、味の素は1週目は月・水・金にCMを流し、2週目は火・木にCMを流します。逆にキリンビールは1週目に火・木にCMを流し、2週目は月・水・金にCMを流します。

 

二連版
新聞の中央(40ページの新聞の場合、20ー21面)の見開き左右2ページ分と、見開き中央の余白を切れ目なく使った広告。通常は、掲載料金のほか、特別料金が付加されます。

 

パーコスト
広告のある単位あたりの価格。各ビーグル間の効率を比較するために使います。例えば、スポットCMではGRP1%当たりの価格を指します。

 

半5(はんご)
新聞広告のスペースの1つで、半5段広告の略称。他にも半7(はんなな)、半2(はんに)があります。具体例を挙げれば、よく掲載されている本の広告が半5段になります。

 

半とは横幅を指し、面のページを半分に割ったサイズです。5段とは縦のサイズを指します。全5段といったら、横幅は1面、縦が5段分ということ。尚、新聞1面を全15段と言います。

 

表1
表1とは、雑誌の表紙を指します。表2は、表紙の裏、表3は裏表紙の裏、表4は裏表紙です。通常、表4が一番高いです。

 

フリクエンシー
広告の接触頻度。ある広告を見た人がその広告を何回見たかという数値。広告の効果は主としてフリクエンシーの関数となることが多いため、重要な指標となります。フリクエンシーを実測することは少なく、GRP=リーチ×フリクエンシーという関係にあることを利用して、GRPから推定されることが多いです。

 

フリースポット
時間を指定せずに、非常に安い単価で放送されるスポットCMです。スポット需要が大きく緩んだ時に空き枠を埋めるような形で放送されます。ハウス食品は関西でフリースポットを打っているそうです。

 

ブロック紙
配布地域が数県にまたがるか、または普通の県以上に広い新聞。主な新聞として、北海道新聞、中日新聞、西日本新聞があります。

 

前付け
雑誌広告で最初のページを指す。通常「4C1P(4色1ページ)」で出稿しますが、前付けで指定した場合、「前付け4C1P」になる。雑誌によっては前付けがない場合もあります。