業界別面接の傾向と対策
面接の進め方や評価の仕方にも会社の持ち味が出ます。業界別に面接対策を教えます。
外資系
服装はカラーシャツなど比較的自由。即戦力重視のため、面接では専門的な知識や経験が問われる。
部門別、職種別の採用が一般的。人事部は事務手続きだけ行い、面接は配属先の部長、担当者が行なう。ほとんどの会社で語学力を問われ、運良く面接を通過しても、入社後に苦労する。
ベンチャー系
服装はかなり自由。業種によってはノーネクタイも可。突然、社長面接もある。創業者が社長のため、社長との相性次第で採否が左右される。
入社後は募集職種以外の仕事もこなすこともあり、積極的な姿勢が評価されます。
大手・半官半民系
会社の採用方針は現状打破、個性派歓迎を唱えていても、採用の現場はそうではないことが多い。
服装や態度に厳しく、オーソドックスが無難。人事面接から役員面接まで、面接の回数が多い。事前に筆記試験があることもある。
ファッション系
その日の服装のセンスで評価されることもあるため、要注意。会社の商品傾向によっては、思い切って個性を強調するのもよい。
面接では他社商品を含めた、商品・業界の話が好まれる。その企業の商品について詳しくなければならないのは言うまでもない。
エンターテイメント・ゲーム系
ファッション系とよく似ている。服装はスーツが基本。ゲーム系の会社であれば、どんなゲームを作りたいのか夢を語らせることもある。他社商品との比較など業界知識が問われる。
不動産系
大手開発系、売買仲介系、賃貸仲介系、物件管理系と業種はさまざま。面接の傾向は業態によってことなるが、「宅建」資格が有利に働く。特に仲介系は重宝される。
人材サービス系
取引先が企業人事のため、服装・マナーが重視される。筆記試験や数回の面接でふるい落とす。
労働基準法、人材派遣法、社会保険関係の質問が出題されることもある。派遣と業務委託の違いなど、基本的なことは押さえたほうがよい。
人気企業内定者も使っていた!本当に役立つ「おすすめ面接本」
去年、読んで一番役立ったのが、。『受かる! 面接力養成シート 』田口 久人 (著) であった。余計な説教が一切書いてなくひたすら実践に徹した素晴らしい本で薄いこともあって僕のゼミの学生には大好評だった。もっとこの本は評価されるべき。
— 田中秀臣 (@hidetomitanaka) 2011, 1月 1
受かる! 面接力養成シート