心が疲れたとき、気持ちが壊れそうなとき、うつ病かもしれないと思ったときに。

香りは生命の根幹や情動に直接働きます。大自然の香りを取り入れた「アロマテラピー」といわれる療法です。いくつかの精油をピックアップしました。

• ユーカリ・グロブルス・ユーカリ・ラディアータ：すっきりしたシャープな匂い　/　抗ウイルス、イライラをすっきりさせます　/　注意：高血圧の方・子ども使用禁止
• ティートリー：多少病院のような匂い、針葉樹の葉ような匂い、クールな匂い、ユーカリより甘く穏やか　/　抗ウイルス、抗感染、殺菌、非常時には感染症予防として使用された歴史があります。
• ●フランキンセンス(オリバナム/乳香)：お香に近い匂い　/　乳香　不安感を遠ざけ、気持ちを慰めます。
  ●オレンジ・スイート：気持ちが温かくなります。不安・緊張を取り除く、空気清浄　/　注意：敏感肌の方は皮膚刺激あり・使用量に注意しましょう。
• プチグレイン：だいだい系オレンジの葉と枝からとる　気持ちを静めたり、やわらげます。消臭　　/　注意：肌につけた直後は紫外線を避けましょう。
• ゼラニウム：バラのような花の香りに柑橘系の香りが混ざる　/　気持ちをやわらげます。女性ホルモン調整
• 真正ラベンダー：ややウッディで甘めのさわやかな花の匂い　/　抗ウイルス、高ぶった気持ちを鎮めます。
• レモン：動揺を鎮めたり、すっきりさせます。殺菌　/　注意：肌につけた直後は紫外線を避けましょう。敏感肌の方は使用量注意、皮膚刺激あり。
• レモングラス：レモンより甘めでややハーブっぽい　/　疲労感・不安感の解消、殺菌、消臭　/　注意：皮膚刺激・使用量注意

●より簡単な精油の使い方：
マスクの外側に1滴垂らす。
コットンに数滴垂らして枕元に置く。
●精油の組み合わせ例：
ティートリー　＋　ラベンダー
ティートリー　＋　ゼラニウム
ティートリー　＋　レモングラス
フランキンセンス　+　ゼラニウム
フランキンセンス　+　ラベンダー
フランキンセンス　+　オレンジ
眠りにはオレンジやプチグレン、真正ラベンダー
注意：医薬品ではありません。内服厳禁。絶対飲んではいけません。肌につけるときはパッチテストを行い、1滴につき5～10ml植物油で薄めてください。ブレンドして作ったものの販売・譲渡はできません。火気に注意。妊婦・重病の方・慢性疾患の方は主治医に相談の上使用。3歳未満の乳幼児は大人の半分量以下で芳香のみ。「精油名・学名・原産地・抽出部位・抽出方法」が記載されたラベルのある天然精油を使用すること。