易の構成
 卦(64卦)には彖辞、彖伝、大象伝があります。
 爻(384爻)には爻辞、小象伝があり、文章・文字をベースに占う辞占が多く行なわれています。
易学の基礎知識
 八卦には、乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤の8種類がある。これを小成卦という。
 小成卦を上下に重ねた卦を大成卦といい、8種類×8種類で64卦ある。
 大成卦にもそれぞれ名前がつけられている。
 大成卦は、六つ(六爻)で陰陽で構成される。
 下から初爻、二爻、三爻、四爻、五爻、上爻といい、初爻が陽だと初九、陰だと初六、二爻が陽だと九二、陰だと六二、中略、上爻が陽だと上九、陰だと上六といい、64種類×6爻で384爻ある。

易経基礎1


易は当たる!でも解読が難しい
当たるも八卦、当たらぬも八卦

といいますが、易は基本的には当たると考えていますが、占的(占う事柄)に対してどういう卦爻を得るか、その得卦爻をどう解読するかの2要素があるため、非常に難しいです。

 しかし、易は逆数とも言われているように将来を占うことを目的としているため、選択に迷っている場合に補助的に利用することが一番良いのではないでしょうか。
 例えば、彼氏が出来て結婚を考えている場合に、本当に幸せな結婚が出来るかは、将来のことなので本人も正しい答えは難しいと思いますが、易なら成否(結婚できるか)や可否(この結婚が良いか)が占えますので、参考に出来ます。