勉強小屋1
一言 | 勉強中
単語帳の作成が終わりました。小象伝の手抜きに改めて驚きました。本当に理解していないからですが、「中正をもってなり」「位当らざるなり」「位正当なればなり」などなど。
今後の課題として彖伝・象伝以外の六翼伝をどのように理解や暗記すべきかを困の四爻ではないけれども、徐々に考えたいと思っています。
爻辞プラス小象伝の暗記を始めましたが、読み方は色々(十人十色で人それぞれ)なので、ある意味では困りますが、逆に言って自分の覚えやすいものをチョイスすれば良く、難しいですが気は楽です。
火水未済の彖辞は?。「未済は、亨る。小狐ほとんど済(わた)らんとして、その尾を濡す。利ろしきところなし。」亨るとその後がつながらないような気がするのですが、気のせいか!。あなたはどう思いますか。
天風こうの上爻の爻辞は「其の角にあう。吝。咎なし。」で吝だけれども咎なし。に対して小象伝は「其の角にあうは、上窮まりて吝なり。」で吝のみどちらをとればよいのか?。
地澤臨二爻の小象伝で「未だ命に順(したが)わざるなり。」とありますが、初爻なら位がないのでまだ分かるが、二爻として如何に解釈したらよいのか?。
本田済氏の「易」では、上の四陰が二爻の命令をあっさり従おうとしないとあります。ただ、しっくりこない。
水風井の彖辞や彖伝には凶がありますが、難しいです。井には「養う」と「末を遂げない」の二面があり、どちらをとるか?。古代中国では本当に水害に悩まされ、日本人の水の感覚とはだいぶ違ったのでしょう。それが井の卦にも反映されているのでしょう。また、八卦の中には止水である兌と流水である坎の二つがあることにも、古代中国人の感性が伺われる気がします。
澤風大過は、彖辞で「棟橈む」とあり、彖伝で「棟橈むは、本末弱きなり」とありますが凶とは言ってません。三爻で「棟橈む。凶。」とあり、三爻のときだけが凶なのですが、凶のイメージが強いのでは。
小象伝では、咎と尤があり、どうして二種類あるのだろうか?。
坎為水の小象伝では、初爻と上爻に道を失うとあり、初めも終わりも如何に悪く見ているか?。他の小象伝には「失道」は使われていません。
序卦伝では、巽→兌→渙となりますが、五爻はいずれも陽爻で正中になりますが、小象伝では巽「位正中也」、兌「位正當也」、渙「正位也」とすべて違っています。
火地晋の上爻に「視g无咎。貞吝。」があります。「氏v「吉」「无咎」「貞吝」としたら、占筮でどう結び付けるかに困りませんか?。
山澤損と風雷益に同じ様な表現が多いのを感じます。損の五爻の「あるいはこれを益す。十朋の亀も違う克わず」は、益の二爻に。損の上爻と益の五爻の小象伝に「大いに志を得るなり」。益の二爻と上爻の小象伝に「外より来るなり」。益の三爻と四爻で「中行、公に告」。損の二爻と上爻で「損せずしてこれを益す」。など
彖伝上の動きは、地天泰又は天地否をベースに教えて頂いたが、いま彖伝を読んでいると、卦変も含めて考えた方が良いのではないかと思っています。なぜなら、地天泰又は天地否をベースに考えると三陰三陽卦に限定されて、範囲が狭くなるからです。
風雷益の三爻で、なぜ益なのに凶事を用いなければいけないのか疑問でした。あなたはどう思いますか。本田済氏の「易」では、凶事に用いる。自国が飢饉などで隣国に援助を乞う時などに用いる。とあり、納得しました。
本田済氏の「易」新訂中国古典選(朝日新聞社)を再度読んでいますが、感想はどうして人によってこんなに解釈や読み方が違うのか。ということです。これでは、易の本を読んだ人同士の会話も難しいのではないか?。一般的でないから、特殊な分野とみなされるのではないか?。易に将来はあるのか?。などと考えてしまいます。
占って、雷山小過の初爻が出たらあなたならどうしますか。小象伝では「如何ともすべからざるなり。」とあります。
暗記の便宜上、同じような言葉がどこで使われているかを調べていますが、これを見て近くで(序卦伝上)使われていると思いませんか?。
小象伝では、「志」が多く使われており、これも小象伝の特徴ではないでしょうか?。
「〜変ぜざるなり」は、小象伝で使われていますが、下経のみで使われており、小象伝で下経は心を主とするからではないでしょうか?。
中未変也(萃二爻)、志未変也(家人・中孚の初爻)、未変常也(帰妹二爻)
未(いまだ)は、どこで多く使われていますか?。
尤は小象伝で6か所使われていますが、終无尤也か中无尤也で、単に无尤では使われていません。无咎は多いのに不思議です!。
風水渙の初爻の爻辞は「用て拯う。馬壮んなれば吉。」とあります。なぜ陰爻で、初爻で、不正なのになぜ拯(すく)うことができるのか不思議でしたが、答えは小象伝にあることを知りました。「初六の吉は、順えばなり。」で自分がすくうのではなく、二爻にすくってもらいなさい。ということなのです。
地火明夷の初爻「往く攸あれば、主人言あり」の主人は、宿を借りた家の主人とのこと(本田済氏の「易」によれば)、でもなぜその主人が物言いがあるのか納得できません。誰か教えて下さい。
火山旅の三爻小象伝「旅をもって下に与す、その義喪う」の喪うは、下卦の最上位で、人に高ぶり、下の者に接するから逃げられるとのこと(本田済氏の「易」によれば)、でも納得できません。誰か教えて下さい。
爻辞+小象伝の暗記もあと少し、これから彖伝の暗記にも入りたいと思います。しかし、彖伝は文も長く、暗記するには難しいと感じています。それに彖伝を占いにどう活用したら良いかも、まだまだ?。
雑卦伝は、あまり使うことがないと思いますが息抜きのつもりで確認して行きたいと思います。